「クエン酸、名前は聞いたことはあるけれど、どんなものかよく知らないな」という方、多いと思います。 子どもも大人も「ハア~疲れたな」ってとき、ありますよね。「疲れた時には甘いものでしょ」と思われがちですが、実は甘いものは糖質の分解にたくさんのエネルギーを必要とするため、かえって疲れが出てしまうことがあります。そんなときに打ってつけなのがクエン酸。今回はクエン酸の効果的な摂り方についてお伝えします。
◇クエン酸ってなあに?
私たちの身体を構成する3大栄養素「炭水化物・タンパク質・脂質」をエネルギー源に変えてくれるのが、クエン酸です。クエン酸は体内で作られる欠かせない要素ですが、クエン酸を含む食品もあります。かんきつ類や梅干し、お酢などに含まれる成分で、酸っぱいのが特徴です。
◇クエン酸のはたらき
クエン酸は細胞のミトコンドリア内で循環しながら形を変え、エネルギーを産生します(この循環のことをクエン酸サイクルと呼びます)が、この循環がきちんと機能することで、疲労物質が分解され、疲労回復に効果を表します。
◇クエン酸が含まれる食べ物
レモン・シークワーサー・かぼす・ライム・すだち・パッションフルーツ・マンゴー・グレープフルーツ・みかん・キウイ・いちご・パイナップル・梅干し・お酢 など
◇クエン酸の効果的な摂り方
クエン酸サイクルは、私たちの身体の中で常に行われています。エネルギーを産生してくれるクエン酸を含む食べ物を食生活に取り入れ、心も身体も元気になりましょう。
おすすめは、果物です。ジュースになると砂糖が含まれるものも多く、糖質の摂りすぎになるため、できるだけ生の果物を摂るとよいでしょう。酸っぱいものが苦手なお子さんには、マーマレードやいちごジャムなどをパンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜて食べるだけでも、朝の目覚めスッキリ、身体もシャキッ!としますよ。
また、いつものおむすびを酢飯にするだけでもクエン酸の効果は得られます。炊き立てのご飯1合に対し、カレースプーン1杯を目安にお好みのお酢を入れ、瓶の鮭フレークと白ごまを混ぜて握ってできあがり。
ラップで包んでたくさん握っておけば、喜んでパクパク食べてくれます。
今年一年も疲れ知らずでパワー全開、張り切っていきましょう!
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